
【 タロット3枚引き大辞典 】の世界へ、ようこそお越しくださいました。
このページでは、3枚のタロットカードが織りなす「相手の気持ち」の物語を深く読み解いていきます。
たった3枚のカードから、相手の心に秘められた顕在意識、そして普段は気づかない潜在意識まで、多角的に探ることができるでしょう。
タロットは、決してあなたの未来を決めつけるものではありません。
しかし、このカードが示す「洞察」や「ヒント」は、あなたが抱える疑問を解き放ち、次の一歩を踏み出すための強力な羅針盤となるはずです。
私たちは、片思いに悩むあなた、交際中またはご夫婦としての関係性を深めたいと願うあなた、さらには複雑な不倫関係で真実を知りたいあなた、そして別れを考えている中で相手の心情を理解したいあなたまで、あらゆる人間関係の悩みに寄り添います。
また、セックスレスというデリケートな問題に直面している方や、家族、友人、仕事関係など、幅広い人間関係における「相手の気持ち」にも焦点を当て、網羅的に情報を提供しています。
リーディングの最後には、あなたへの問いかけをご用意しました。
この質問と真摯に向き合うことで、このメッセージは、今のあなたにとって本当に必要な気づきを与えてくれるでしょう。
書かれている内容をただ読み過ごすのではなく、「当たっている」「外れている」といった表層的な判断に留まらず、ご自身の心に深く問いかけてみてください。
そうすることで、きっと新たな発見があるはずです。
これらの情報が、あなたの心の奥底に光を灯し、より望む未来へと進むための一助となることを心より願っています。
◇◇ 関連情報 ◇◇
魔術師と愚者吊るされた男が映し出す 相手の気持ちを深掘り
3枚のカードが織りなす 相手の気持ち
この3枚が並んだとき、相手の気持ちは「動きたい衝動」「自由でいたい本音」、そして「立ち止まらざるを得ない内面的な葛藤」の間で大きく揺れているように感じられます。
あなたに対して「関わりたい」「自分を知ってもらいたい」という積極的な気持ちは確かに存在しています。
けれどもそれは、衝動的に近づいてはふっと抜けていくような、不安定で読みづらい態度としてあらわれるかもしれません。
愚者のカードが象徴するのは、しがらみを持たずに動きたいという無邪気さや軽やかさ。
今は「考えるより先に感じたい」という衝動に従って行動しているようにも見えます。
しかし、最後に現れた吊るされた男のカードは、その軽やかな態度の裏にある「身動きの取れなさ」や「状況に対する諦め」のようなものを示しています。
一時的な静止、あるいは自分の本音と現実とのズレに気づきながら、どう折り合いをつければいいのかを探している段階なのかもしれません。
この3枚が描くのは、「関わりたいけれど進めない」「自由でいたいけれど縛られている」「自分を変えたいけれどまだ足りない」という相反する感情の渦です。
では、関係性ごとにその揺れる気持ちを読み解いていきましょう。
お悩みに合わせた「相手の気持ち」とあなたへの質問
片思いの場合
相手はあなたに対して、どこか気になる存在だと感じつつも、自分の気持ちに確信が持てずにいるようです。
自然と惹かれているけれど、それを恋愛感情と断定するには、まだ心の準備が整っていないのかもしれません。
ときおり見せる軽やかな言葉や態度には、あなたとの距離を縮めたいという素直な気持ちが込められています。
ただし、その裏側には「このまま進んでよいのだろうか」という迷いや葛藤も見え隠れしているようです。
あるいは、自分にとって何が大切なのかを見極めようとする時間が必要だと、無意識に感じているのかもしれません。
だからこそ、今の相手は一歩を踏み出す前に、静かに内面を見つめ直している最中なのでしょう。
今、見つめてほしいこと
- 相手の曖昧な態度に、不安と期待のどちらを強く感じていますか。
- あなたはこの関係において、「待つこと」と「動くこと」のどちらを自然に選べそうですか。
- 相手の迷いや沈黙を、あなたはどんなふうに受け止めてきましたか。
復縁を望んでいる場合
相手の中には、あなたとの過去を振り返りながら、「本当にもう一度向き合えるのか」を静かに問い直している様子が感じられます。
再び始めたい気持ちはどこかにありながらも、それをそのまま表現できないのは、心の整理がまだついていないからかもしれません。
感情的な後悔や衝動よりも、「今の自分が関係を築き直す力を持っているのか」を自問している段階と言えるでしょう。
あるいは、あなたとの時間に確かに価値を見出していながらも、自分を縛っている何か(環境、思い込み、過去の痛み)から抜け出せずにいる可能性もあります。
相手の気持ちは止まっているのではなく、内側で静かに動いているのかもしれません。
今、見つめてほしいこと
- 復縁を望むあなた自身の心の中に、「今の相手」と「過去の相手」を混同していない部分はありますか。
- 相手に対して「気づいてほしい」と思っている本音は、どんな言葉で表せそうですか。
- 待つことに疲れたとき、あなたは何をよりどころにして自分を保ってきましたか。
交際中またはご夫婦の場合
相手はあなたとの関係に対して、「もっとよくしていきたい」という前向きな気持ちと、「でも今はどう動けばいいかわからない」という戸惑いの間で揺れています。
一緒にいることに安心感や自由を感じている一方で、心のどこかでは「このままでいいのか」といった静かな違和感が芽生えているのかもしれません。
その違和感は、すぐに言葉になるものではなく、態度の中に静かににじみ出るものとして表れている可能性があります。
あるいは、あなたへの愛情があるからこそ、衝動的に行動することを自ら抑えているのかもしれません。
「もっとこうしたい」という気持ちを抱えながら、今は自分のなかで答えを見つけようとしている最中なのでしょう。
今、見つめてほしいこと
- 相手の静かな変化に、あなたはどんな思いで気づこうとしてきましたか。
- この関係において、あなたが「動いてほしい」と感じているのは、相手のどんな面ですか。
- あなた自身は、今の関係をどう深めていきたいと感じていますか。
不倫関係の場合 ※ 当サイトの考え方はこの記事
相手は、あなたに対して自由に惹かれている自分と、それではいけないと感じているもう一人の自分の間で、身動きが取れなくなっているのかもしれません。
あなたとの関係に対して何らかの希望や情熱を持ちながらも、現実との折り合いをつけるのが難しく、立ち止まることを選んでいるようです。
その沈黙や曖昧な態度には、「動きたいけれど今は進めない」という、苦しみを伴った選択がにじんでいます。
あるいは、あなたに対して誠実でありたいと思うからこそ、無責任な言葉や約束を避けている可能性もあるでしょう。
相手は今、あなたとの関係性をどう保つかよりも、「自分がどうあるべきか」を静かに見つめている段階なのかもしれません。
今、見つめてほしいこと
- 相手の葛藤を、あなたはどこまで「自分の責任」だと感じてきましたか。
- 今のこの関係に、あなた自身はどんな理想や妥協を重ねていますか。
- 動けない相手に対して、あなたはどんな言葉や態度をとってきましたか。
あなたが別れを考えている場合
相手は、あなたの変化を感じ取りながらも、それにどう応えていいのか分からず、思考と感情の間で立ち止まっているようです。
何かを変えなければいけないという意識はあるものの、それが何なのか、そしてどう変わればよいのかが明確ではないのかもしれません。
あるいは、「もうどうにもならないのでは」という諦めと、「まだできることがあるのでは」という希望の両方を、心の奥で行き来している可能性もあります。
今は動くことよりも、静かに関係の意味を見直している最中なのかもしれません。
その沈黙の中に、まだ断ち切れない想いが潜んでいる場合もあるでしょう。
今、見つめてほしいこと
- あなたが別れを考えるようになったきっかけは、いつ、どんなことでしたか。
- 相手の沈黙に対して、あなたはどこまで気持ちを重ねて受け取ってきましたか。
- この関係を終えるとして、それは「逃げ」ではなく「選択」だと言えるでしょうか。
セックスレスで悩んでいる場合 ※ 当サイトの考え方はこの記事
相手は、あなたに対して愛情がないわけではなく、むしろ「どう向き合えばいいのか」が分からない状態で止まってしまっているのかもしれません。
身体的な距離ができたきっかけは、ほんの些細なタイミングや心のずれだったとしても、それが積み重なる中で「もうどう接していいか分からない」と感じてしまっているようです。
あるいは、あなたを傷つけたくないという思いから、無意識に関係を曖昧に保ってしまっている可能性もあります。
今は「解決しなければ」と思うよりも、「どう寄り添えるか」を問い直すときなのかもしれません。
今、見つめてほしいこと
- この悩みの本質は「触れられないこと」そのものなのか、それとも別の不安やズレが根にありますか。
- 相手との距離ができ始めた時期に、他に心の変化や生活の変化はありませんでしたか。
- あなた自身の欲求や不満を、正直に言葉にできたことはありましたか。
それ以外(家族や友人、仕事関係)の場合
相手は、あなたとの関係において何かを感じながらも、それをどう表現し、どう関わっていけばいいかを静かに考えているようです。
ふと距離を取ったような言動の裏には、無関心ではなく「言葉にする自信のなさ」や「考えがまとまらないもどかしさ」があるのかもしれません。
あるいは、これまでの関係性のあり方に、見直すべき点があると気づき始めている可能性もあります。
今の相手は、すぐに答えを出すよりも、自分の心の中にある違和感や引っかかりを整理しようとしている段階なのでしょう。
その沈黙や保留の姿勢は、むしろ「大切にしたい気持ちがあるからこそ」のものなのかもしれません。
今、見つめてほしいこと
- 相手の不器用な態度の奥に、あなたはどんな感情や意図を感じ取ってきましたか。
- この関係で「伝わらなかった」と感じた言葉や想いには、どんな背景がありましたか。
- 相手と丁寧に関わるために、今あなたが一番大切にしたい姿勢は何ですか。
この記事を通して、タロットカードが示す「相手の気持ち」について、そしてあなたの本当の気持ちについて、深く洞察する機会を提供できたであろうことを願っています。
カードのメッセージをヒントに、ご自身の現状と向き合い、最適な一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。
最後に・・・
ご自身の状況に照らし合わせてみて、「当たっている」と感じられた方も、「当たっていない」と感じられた方も、さまざまかと存じます。
私Trinity(トリニティ)が大切にしているのは、カードが示す意味そのものよりも、その意味を踏まえて現状を見つめ直すことで、これまでとは異なる視点から現実を捉えられるようになることです。
「そういう見方もあるのか」「この視点から見てみよう」と新たな気づきが得られれば、きっと現実も良い方向へと動き始めることでしょう。
あなたとお相手の関係がより望む関係になられることを心より願っております。
また、お会いしましょう